死刑執行に抗議を

<死刑執行>東京拘置所の2人、千葉法相下で初
法務省は28日、2人の死刑を執行したと発表した。民主党政権下の千葉景子法相による執行命令は初めて。千葉法相は超党派でつくる「死刑廃止を推進する議員連盟」のメンバーだったが、法相就任後は「政府の一員となり距離を置く」としてメンバーから外れていた。刑事訴訟法は「死刑の執行は法相の命令による」と定めており、信念よりも法相の職務を優先させたとみられる。

 執行は07年12月の鳩山邦夫法相(当時)下での死刑執行以降、ほぼ2カ月ペースが維持されていた。だが今回は09年7月28日に森英介前法相下で執行されて以来、政権交代をはさんでちょうど1年ぶり。この間にも死刑確定は相次ぎ、今回の執行後の確定死刑囚は前回執行後の101人から107人に増えた。

 執行されたのは尾形英紀(33)、篠沢一男(59)=いずれも東京拘置所収容=の2死刑囚。

 確定判決などによると、尾形死刑囚は03年8月、交際していた当時16歳の無職少女を巡ってトラブルになった飲食店従業員の男性(当時28歳)を刺殺。様子を見に来た同じアパートの住人(同21歳)も絞殺し、他の2人にも重傷を負わせた。

 篠沢死刑囚は借金苦から強盗殺人を計画。00年6月、宇都宮市の宝石店を訪れ宝石を用意させ、6人を縛って休憩室に押し込み、ガソリンをまいて放火。全員を殺害し、指輪など293点(時価合計約1億4025万円相当)を奪った。(毎日新聞7.28)
************************

落選したのに法相を続けたのは、まるで死刑執行をしたかったからのようにみえます。ひとの命を奪ってまでしがみつきたいのでしょうか、大臣職に。

抗議先
千葉景子法律事務所
〒2310005神奈川県横浜市中区本町1-7 東ビル301
電話 045-212-3064
FAX 045-201-8188