今こそ「無償化」の声を!

朝鮮学校を「無償化」から排除しようとしてきた民主党政権が、ついに適用すると発表したのもつかの間、仙石官房長官は、南北朝鮮の砲撃戦を理由に「手続きを停止する」方向を示したと報道されています。
「無償化」は生徒の教育を保障するための措置です。教育は政治や外交の道具ではありません。そもそも今まで適用しなかったこと自体が差別なのに、さらに「停止」とは!
これは、日本の社会のあり方の問題です。こんな政治を許してはなりません。政府に抗議のFAXを送りましょう。


送り先  菅直人総理大臣      3595−0090
      仙石由人官房長官     3508−3235
      高木義明文科大臣     3503−5757


朝鮮学校無償化、手続きを停止=北の韓国砲撃で―仙谷官房長官
        <時事通信 11月24日(水)10時10分配信>」
仙谷由人官房長官は24日の閣議後記者会見で、北朝鮮による韓国砲撃を受け、朝鮮学校の授業料無償化問題について「手続きをいったん停止する方向だ」と述べ、無償化の申請受け付けなどを当面見合わせる考えを示した。高木義明文部科学相もこの問題について「重大な決断をしなければならないかも分からない」と述べ、無償化見直しの可能性を示唆した。
 文科相閣議後会見で、今回の北朝鮮の行為を「極めて遺憾なことで、世界の平和を脅かす行為だ」と厳しく批判。その上で、朝鮮学校の無償化手続きについて「まだ申請も出ていないし、審査も行っていないが、与える影響は大きいと思っている」と強調した。
 同省は今月5日、高校授業料実質無償化法を朝鮮学校に適用するかどうかについて、教育内容を問わず、国内の朝鮮学校すべてが事実上クリアできる審査基準を決定済み。しかし、今回の事態を受け、政府としてより慎重な判断が必要との考えに傾いたとみられる。